最近は、結婚写真を和装姿で前撮りするカップルが増えています。

しかし、着物に慣れていないと普段の何気ない動作でもぎこちなくなってしまいます。和装姿を美しく写真に残すためにも、和装姿が綺麗に見える立ち振る舞いを身につけませんか。

 

 

前重心が和装の美しさを引き出す

和装の場合、花嫁の立ち方の基本は常につま先を八の字におき内

股を心がけることです。そして、背筋を伸ばして少しお辞儀をするイ

メージで重心をやや前におき、右足を半歩引きます。右足を引くこと

で右側に立つ新郎に自然と寄り添う形になるのです。新郎は猫背に

ならないよう背筋を真っ直ぐと伸ばし、足を肩幅に広げます。顎を引

いて肩の力を抜いて胸を張って立ちましょう。

 

 

 

 

 

 

 

品良く見える姿勢

和装を綺麗に見せるポイントのひとつは姿勢にあります。立っていても座っていても背筋を真っ直ぐにしていると、自然と品良く美しく見えるものです。ただし、女性の場合はいかり肩にならないようにすることが大切です。肩の力を抜いて少し肩を引くことでなで肩になり、首を美しく見せることもできます。猫背などで姿勢が悪いと和装を美しく見せることができないうえに、着崩れを起こす原因にもなるため注意が必要です。姿勢が良いと写真写りもぐんとアップするため、良い姿勢を心がけるようにしましょう。

 

 

小さな歩幅で優雅に

裾が乱れないように内股気味で歩幅を小さくして、つま先をすっと真

っ直ぐ出すようにゆっくり歩くと優雅に美しく見えます。いつもの歩幅

で歩こうとすると裾が乱れてしまい、上手く歩くことができず綺麗に見

えません。よって、美しく綺麗に見せるためにはいつもより歩幅を小

さくし、すり足気味に歩くと良いでしょう。